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デザイン関係には興味があり、ボランティアではよくプリント作成などを引き受けていましたが、いざ仕事を始めてみると、カラーでの制作に非常にとまどいました。
しかし、始めてみると慣れてくるもので、最初のころに比べると色の使い方、キャッチコピーなど、だいぶ早く作れるようになりました。。
とは言え、まだまだ試行錯誤。本を見たり広告チラシを眺めたりなどしながら、切磋琢磨しています。
使用ソフトはジャストシステムのラベルマイティEX9です。
イラレほど高機能ではありませんが、文字の縁取りや写真の加工などもでき、素人が使う分には申し分ないソフトだと思います。ただ、レイヤーという概念がないので、文字や素材を重ねたイラストの場合、特定の部分を選択するのに苦労することもあります。

全くの素人から始めた私が少しずつつかんできたコツです。
1.字間は詰め気味にすると見栄えが良い。
書体にもよるのですが、隙間ができてしまうと読みづらくなります。
この点、雑誌の広告などとは少し考えを変えた方がいいですね。
2.用紙の大きさ、内容、配置位置によって縦や横に文字を拡大する。
これは慣れてくるとわかると思いますが、100%x100%が必ずよい
というわけではありません。かと言って、横に伸ばしすぎたり
縦長すぎたりしても読みにくくなります。臨機応変ですね。
3.余白を十分に取る
↑の字間とは反対に、文章の周りはしっかりと余白を取ると
読みやすくなります。
4.内容物に合わせた色遣い
たとえば、天ぷらのPOPを作るのに、背景を「海の青色」にしてしまうと
涼しい印象を受け、温かい天ぷらとはイメージが合いません。
・・・実は、最初のころ、そう作ってしまったんですよね。
まだ飾られているので、作り直したい気分でいっぱいなんですが・・・。
揚げ物POPだったら、赤や茶色を基調にするといいですね。
最近、街を歩いていても電車に乗っていても目に入るのはデザイン文字。
自動販売機につけられた夏の文字は、黄色と青色で作られていました。
5.目立つキャッチコピー
これがなかなか難しいんですが、非常に重要な要素です。
「毎日○個売れてます!」「テレビで紹介」とかいいみたいだけど、お店独自の
新商品だったりすると、その手は使えないし。
いつも頭を悩ませています。

私がPOPを作成しているところは地域の中小スーパーですが、
競合する大手スーパーとの違いを明確にするため、この辺では
見たことのないような珍しい商品がいろいろ売っています。
そういった、もの珍しくて美味しい、しかも手ごろな値段で
買える、という商品を探し出してくるバイヤーさんたちの努力は
すごいなぁいつも感心しています。
以前作成したPOPの一部を紹介します。
☆ピール

国産の果物で作ったピールはなかなかなかったそうです。
味は、レモン・ゆず・伊予かんがあります。
私はレモンが一番好きかな・・・。
☆案納芋スティック

「案納芋(あんのういも)」は、種子島産の珍しいお芋。
スティックにすると白っぽくなるのでわかりにくいのですが、
身の色がオレンジ色っぽいのです。
食べると甘みが強くてしっとりした感じ。
☆ポテトサラダ

売れ行きがいまいちだったので、試行錯誤して改良したそうです。
なめらかで食べやすくなりました。
☆やわらかとんかつ

これも、売れ行きが落ちてきてしまったとんかつの人気を盛り返そうと、
試行錯誤したそうです。
最初は箸でちぎれるかも?というフレーズがついていたのですが、
さすがにそこまではやわらかくなかったので、ただの「やわらかい」に
なりました。
☆瑞穂牛

このスーパーで取り扱っている牛肉のひとつです。
やわらかく、美味しいです!
★ブログの方で、新しく制作したPOPを時々紹介しています。
よかったらご覧ください。
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